昨日起きた地震で、被災地のことを考えると身が引き裂かれます。
迫りくる津波や、パニックになって逃げても逃げきれなかった人たちの無念は幾許ばかりでしょうか。
家族や友人を失って残された人たちの絶望はどれほど冷たく、暗いものでしょうか。
TVでの現場の状況が刻一刻と悪化していくのを眺めていると、苦しさと悲しさとやりきれなさで嗚咽と吐き気がして泣いてしまいました。
多分こうしたやり場のないエネルギーを持て余した人が、ボランティアなどに志願したりするんだろう。
何もせずにはいられなくて、被災地で自分にできる何かを、精一杯探して。
あまりに体の奥底から湧き上がってくるものを押し留めることが辛くて、呼吸を止めて楽になりたい瀕死者のように、被災地のことを考えるのをやめてしまった。
かわりに、今自分が立っているところに確かにある現実から目を背けず、向き合っていこうと思いました。
今、ここで、自分ができることを精一杯やろう。